スカイマーク宮古就航へ
来年9月、市長明らかに
下地敏彦市長は16日、航空会社のスカイマーク(西久保槇一社長、本社・東京都)が来年9月から宮古空港に就航を計画していることを明らかにし歓迎する意向を示した。年明け早々にも具体的な計画を市に提出するという。開会中の市議会月定例会一般質問で、富永元順氏の質問に答えた。
現在、宮古空港にはJTA(日本トランスオーシャン航空)、ANA(全日本空輸)、RAC(琉球エアコミューター)の航空3社が就航しているが、スカイマークの参入が実現すると4社体制になる。
同社の西久保社長は今月13日、市役所平良庁舎に下地市長を訪ねた。懇談は非公開で行われ、西久保社長は同社航空機の宮古空港への就航に意欲を示していたという。
下地市長は答弁で「水曜日(15日)にスカイマーク(の西久保社長)から来年9月をめどに宮古に就航を考えているとの電話があった」と述べた。運航日程や機種、運賃など具体的な内容については「来年1月、2月でないと分からない」と触れなかったが「(実現すれば)新たな航空機の参入という形になる。今後、それを巡りいろいろな動きが出てくるのではないか」と話した。
同社は1996年に設立。格安航空運賃で知られる。同社広報担当者によると16日現在で保有機材は17機。就航地は北海道千歳、羽田、神戸、北九州、長崎、熊本、那覇など11都市。
新石垣空港開港時の2013年3月7日には、同空港と那覇を結ぶ便を就航させる予定。