11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
産業・経済 社会・全般
2010年12月18日(土)9:00

前年比320円下げ/11年産キビ

交付金トン1万6000円


 農林水産省は17日、再来年収穫する2011年産サトウキビのトン当たり交付金を1万6000円に決定したと発表した。現行の1万6320より、320円下げた。廃止が懸念されていた基準糖度帯は、維持した。


 糖度帯は現行の「13・1~14・3度」から「13・2~14・5度」に引き上げた。糖度が1度上下するごとに、100円加減される。

 農水省の試算によると、基準帯中間13・8度のトン当たり農家手取り額は、砂糖の国際相場が上昇しているため、前年とほぼ同水準の2万1412円(交付金1万6000円、原料代5412円)になるという。

 07年産以降据え置かれた交付金は、今回初めて改正された。

 農水省は当初①交付金を1万5860に引き下げ②基準糖度帯を廃止し、基準糖度14・5度を新設-などの案を示していた。

 生産者側は基準糖度帯が廃止された場合は、台風の影響による低糖度の年に交付金を下げ、経営の不安定を招くと反発。

 17日の民主党農林水産部門会議で、基準糖度帯を維持することで決着した。

 交付金の財源には、輸入糖に課す調整金などが充てられている。今回、砂糖の国際相場上昇を背景に引き下げられた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!