「地域の宝」舞台で躍動/市子連子ども祭り
11団体が学びの成果堂々と
第4回市子連子ども祭り(主催・宮古島市子ども会育成連絡協議会)が18日午後、下地農村環境改善センターで行われた。11団体の子どもたちが出演して舞台上で躍動。「地域の宝」が伝統芸能や創作舞踊など日ごろの学びの成果を元気よく発表し、会場の観衆から拍手を浴びた。
子ども祭りは、次の世代を担う子どもたちにより多くの発表の機会を与え、心身ともにたくましく感性豊かな子どもを育てることを狙いに開催している。
開会式で市子ども会育成連絡協議会の奥濱実会長は「子ども会の果たす役割は極めて重要であり、特に学校教育では十分に体験できない貴重な活動を通して対人関係をはじめとする社会性や生きる力を育むことは意義のあること」と話し、子ども会活動への理解と協力を呼び掛けた。
この後舞台発表がスタートした。伊良部の新風の会子ども会の太鼓演奏を皮切りに子どもたちが次々と舞台に上がり、練習の成果を披露した。
城辺保良、下地与那覇、下地上地の子ども会は地域で受け継がれてきた伝統芸能をそれぞれ発表。衣装をそろえて出演し、勇ましい掛け声とともに力強く踊った。
来間子ども会は方言の替え歌で、狩俣のエイサーサークルの子どもたちは息の合ったエイサーと獅子舞で会場を沸かせた。下地子ども太鼓の皆さんは巧みなばちさばきと迫力の太鼓演奏を見せた。
そのほかの子ども会も日ごろの活動の成果を堂々と発表。地域における子ども会活動の充実ぶりを印象付けた。
会場には父母や祖父母ら多くの観衆が詰め掛け、子どもたちの舞台発表の演目ごとに大きな拍手を送った。