平一小が金管八重奏で金/県吹奏楽コンテスト
初の九州へ、Bチームも銀
第35回県吹奏楽アンサンブルコンテスト(19日、南城市文化センターシュガーホール)の小学校の部金管八重奏で初の金賞に輝いた平良第一小マーチングバンドが21日、同小で喜びの報告を行った。代表して伊良部里佳さん(6年)は「みんながすごいと言ってくれるような演奏をしたかった。金賞と呼ばれた時はうれしかった」と話した。Bチームも金管八重奏で銀賞を受賞した。
来年2月に長崎県で行われる九州大会に、同じく小学校の部で金賞を受賞した東小とともに出場する。
儀間裕芳校長は「弱いところは支え合い、良いところは吸収して日々頑張ってほしい。皆さんは大きな可能性を秘めている。九州大会では心で演奏できるよう頑張って」と励ました。
メンバーの伊良部さんは「毎日の小さな積み重ねが大事だと思う。応援してくれた家族や先生たちへの感謝の気持ちを忘れずに、九州では自分たちの演奏をしたい」と抱負を語った。
Aチームは金管八重奏曲「イントラーダ」を、Bチームは「ティーチティール」をそれぞれ演奏した。指導者は、同小教諭の上原絵里香さん。
小学校の部には県内から37校が出場。九州大会への代表権を得た5校のうち、2校は宮古地区の小学校だった。