教育・文化 社会・全般
2010年12月23日(木)9:00
育てた大豆でみそ作り/福嶺小児童
母親らが手ほどき
福嶺小学校(砂川芳之助校長)の1、2年生が22日、生活科の授業でみそ作りを体験した。作ったみそは、宮古みそと白みそ。作り方は、母親の西川真衣子さんと祖母や教師らが手ほどきした。
みその原料には、宮古在来種の下大豆を使った。子どもたちが7月に種をまき、11月に収穫。今月中旬、12㌔を脱穀しみそ作りとなった。
子どもたちは、ゆでたダイズをすり鉢でつぶすなど、昔行われていた手作業を体験。西川さんは「みそは自分たちでも作れることを知ってほしい」と諭した。つぶしたダイズにこうじと塩を混ぜみそが出来上がった。
荒木梨聖さん(2年)は「一生懸命育てたダイズとみそを、みんなでおいしく食べたい」と笑顔だった。
3学期には、きなこや納豆、油みそも作る。発酵させたみそは、卒業生にもプレゼントするという。
生活科の単元名は「ダイズおいしいみそづくり」。「生きる力」につなげることや「食と健康」を考える機会にする狙いで取り組んでいる。