「toto」でサッカー場整備を
体育関係者ら市長に要請
宮古体育協会の久貝順一会長や宮古サッカー協会の狩俣博幸理事長らが24日、下地敏彦市長を訪ね、toto(サッカーくじ)助成金を活用したサッカー場を整備を要請した。市長はこれに対し、来年度実施を前提にした予算計上を担当課に指示するなど積極姿勢を見せた。
toto助成金の内容は、同助成金の活用をボランティアで支援しているアスレティッククラブ沖縄の橋本淳取締役が説明した。
担当課は上野陸上競技場と前福多目的運動場の芝を張り替える2案を示した。
助成率は、事業費の8割。2月15日までに申請し、認められた場合は、4月着工のスケジュールになるという。
橋本さんは、多くのサッカー場を整備し多くのプロサッカーチームの合宿に成功している長崎県の事例を紹介。プロチームは、練習試合が容易にできる環境整備を望んでいることを理由に挙げた。
プロの合宿が、子どもたちのサッカー技術レベルの向上に結びついているとも強調した。
要請には、中尾忠筰次期宮古青年会議所理事長や倉岡大樹沖縄株式会社社長、前川尚詮宮古体育協会副会長らも同席した。
toto助成金によるサッカー場整備の話は、橋本さんや倉岡さんが宮古のサッカー関係者と親しく付き合っている関係で持ち上がったという。