741人が新成人/宮古島市成人式
笑顔で祝福受ける
2011年宮古島市成人式(主催・宮古島市、市教育委員会)が5日、マティダ市民劇場と伊良部公民館で開かれた。今年は1990年4月2日~91年4月1日に生まれた男子372人、女子369人の計741人が大人への第一歩を踏み出す門出を迎えた。式典では新成人の代表が「誓いのことば」を発表したほか、下地敏彦市長らが祝福と激励の言葉を贈った。
マティダ市民劇場では、平良、城辺、上野、下地地区出身の新成人を対象とした成人式が行われた。
あいさつに立った下地市長は「皆さんの前途は洋々で、あらゆる可能性があり、無数の道が用意されている。大きな目標と情熱あふれる行動力で自らの人生を切り開いていくことを願っています」と呼び掛けた。市議会の下地明議長は「周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れず、誇りと責任を持って、自己完成への道をまい進してください」と激励した。
新成人代表による「誓いのことば」では、下地地区代表の友利寿さんが「これまでの経験を糧に目標に向かい、意志あるところに必ず道は開けるとの気持ちで頑張りたい」、城辺地区代表の久貝涼歌さんは「これからは大人としての自覚と責任を持ち行動していかなければならないと実感している」、上野地区代表の小禄洋平さんは「若い力を十分に発揮し、生まれ育った宮古島に貢献できる何かをしなければいけないと思う」、平良地区代表の松岡愛美さんは「これからの人生で、どんな壁にぶつかっても屈することなく、日々精進していくことを誓います」とそれぞれ成人としての決意を語った。
式典の前に行われたアトラクションでは、新成人が中学生だったころの写真が写し出されたほか、新成人2人と後輩5人のチームによるダンスや、女の子2人組ユニット「パニパニJr」による歌、池田書道塾の生徒による書道パフォーマンスなどが披露され、会場を盛り上げた。