社会・全般
2011年2月7日(月)9:00
生徒が育てた野菜即売/上野中
格安ブーゲンビレアも人気
上野中学校(下地玄幸校長)は6日、同校でブーゲンビレアと農産物の即売会を実施した。全校生徒102人で育てたブーゲンビレアと野菜などを販売。鮮やかな花や新鮮野菜が人気を呼び、大勢の人出で賑わった。
ブーゲンビレアの即売は6回目。今年は、生徒たちが栽培した野菜を即売する「教育ファームまつり」と合わせて実施した。
鮮やかな花を咲かせた鉢植えのブーゲンビレアが一鉢1000円。学校裏の畑から収穫したトウガンやキャベツ、タマネギ、ジャガイモ、レタスなどは100円と格安。「無農薬だよ。安いよ安いよ」「めっちゃおいしいよ」との生徒たちの声にも誘われて、飛ぶように売れていた。
また、バザーでは収穫した農産物を食材にした豚汁やヒラヤーチーなどが売られ「栄養いっぱ
いでおいしね」との声が広がった。
新城綾梨さん(3年)は「自分たちが肥料や水やりをして育てた花や野菜が売れるのはとてもうれしい」と笑顔だった。
下地校長は「自分たちで作った農産物を自分たちで消費(食べる)するという『自産自消』につなげていければ」と話した。
栽培管理を通して、健康と環境を考える機会や花いっぱいの地域づくりに貢献することなどが目的。