創立30周年の節目祝う/宮古島ソフトテニスパニパニクラブ
底辺拡大など決意
宮古島ソフトテニスパニパニクラブ(下地忠男会長)の創立30周年記念祝賀会が13日夜、市内のホテルで開かれた。会員や関係者らが一堂に会し、乾杯のグラスを掲げ30年の節目を盛大に祝った。下地会長が今後のクラブ発展に向け会員に協力を呼び掛けたほか、80歳以上の会員5人を功労者として表彰した。
同クラブは1980年に会員21人で創立、現在80人が会員登録している。毎月1回の定例会のほか母の日・父の日大会、忘年大会など年間15回の大会を開催している。
30周年記念祝賀会の記念式典であいさつに立った下地会長は「現在では会員が80人にまで増え、諸事業もスムーズに運営されているのは大勢の先輩方のおかげ」と感謝の思いを述べた上で「今後は底辺の拡大、技術力の向上などへの取り組みが必要。協力をよろしくお願いします」と呼び掛けた。
来賓として出席した下地敏彦宮古島市長は「楽しくスポーツをしたり話ができるクラブはとても良いと思う。これからも元気で楽しくテニスにいそしんで下さい」、県ソフトテニス連盟の新垣柴光会長は「これからは小中学生を指導して、宮古の将来を担う子どもを育ててほしい」とそれぞれあいさつした。
その後、毎年、敬老大会のスポンサーをしている菊之露酒造に感謝状が、80歳以上の池村英光さん、亀浜敏夫さん、下地恵教さん、三島貞男さん、砂川金三さんの会員5人に下地会長から功労者表彰が贈られた。功労者を代表して下地さんが「先輩を大事にする皆さんに感謝します。体の続く限り、皆さんと協力して楽しんでいきたい」と語った。
祝賀会では、宮古島ソフトテニス連盟の砂川充男顧問の音頭で乾杯を行い、クラブの節目を全員で祝ったほか、ステージではさまざまな余興が披露され、祝いの席を盛り上げた。