着付け1級技能士に合格/宮古から11人
「客に自信持ち対応」
国家資格の第1回着付け一級技能検定の合格発表が1月25日行われ、宮古地区から11人が合格した。合格証書がこのほど届き14日、市内ホテルで報告会を行った。合格者は宮古島市で美容室を開業している女性たちで「お客様に着物の相談や着付けを自信を持って対応できる」と喜んでいる。
この試験は着物に関する知識と技能を問うもので、学科試験は昨年7月20日に、実技試験は11月30日にそれぞれ行われた。沖縄本島から講師を招き勉強会をしたりして臨んだという。
県美容業生活衛生同業組合宮古支部の佐久田優子支部長は「国家試験に挑戦しようという強い気持ちが合格につながった。1級技能士の店ということで、お客さんも着物のことに関しては安心してまかせられるのでは」と話した。
この検定は、法令改正により着付けが新たに技能検定試験の対象職種となった。一般社団法人全日本着付け技能センターが指定試験機関として厚生労働大臣から指定を受けた。
合格者は次の通り。(敬称略)
根間和(国際美容室)▽嘉手川貴美枝(チャーム美容室)▽池間美代(あぐに美容室)▽徳嶺信子(園美容室)▽饒平名レヨ子(のひな美容室)▽宮沢幸子(ビューティーサロンみどり)▽下地キミ子(ビューティーサロン希未子)▽仲間美保子(ビューティートータルサロン桂)▽上地加寿子(美容室かず)▽佐久田優子(ビューティーサロンシルキィ)▽川満咲枝(美容室エヴァ)