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2011年2月23日(水)9:00
勇壮な獅子舞を披露/比嘉の二十日正月
集落を厄除・招福で発展へ
城辺比嘉集落で旧暦1月20日に当たる22日、伝統行事の「二十日正月」が行われた。比嘉民俗芸能保存会(大城博紀会長)の会員らが、勇壮な獅子舞で厄除・招福し、住民の無病息災、集落のさらなる発展を願った。獅子舞は、市指定の無形民俗文化財。
1908(明治41)年に字財産の山林処分をめぐって。士族と平民が争い、訴訟に発展。判決では士族が勝訴した。平民はこれに不服として上訴。結審が長期化する様相から、双方は1913(大正2)年旧暦1月20日に和解した。この日を記念して行われたのが二十日正月の由来とされる。今年で98年の節目を迎えた。
この日は獅子舞が新築・改修宅、トラクターを購入した宅の計5軒で払い清めた。