社会・全般
2011年2月26日(土)9:00
新築工事が起工/西東公民館
関係者集い安全祈願
城辺の西東公民館を建て替える工事の地鎮祭が25日、同館中庭で行われた。宮古島市や西東自治会の関係者が集い、工事期間中の安全を祈願した。新しい公民館は今年7月に完成する予定。
公民館建て替え事業の予算は約7400万円。国、県の補助率が全体の85%、地元自治会も5%を負担した。
延べ床面積は281平方㍍。屋上部分にはソーラーパネルを設置して同公民館で使用する電力を蓄電する。
地鎮祭では関係者がくわ入れなどを行いながら工事期間中の無事故無災害を祈願。新公民館建設に伴う地域の活性化も期待した。
西東自治会の福里ます会長は「私たち住民が待ちに待った施設が着工した。地域活性化の拠点として活用していきたい」と話した。
現在の公民館は、築40年以上が経過していて老朽化が激しい。軒下のコンクリートがはがれ落ちたり、天井が落ちるなど安全面で支障があった。
今回の公民館の新築建て替えは村づくり交付金事業の一環。2008年度から4年間の事業で、総事業費は3億5000万円。ほ場整備ほか排水溝、外灯なども設置した。