社会・全般
2011年2月28日(月)9:00
島の香り求めどっと/池間島新鮮朝市
製氷施設稼働を機に再開
池間漁協女性部(野原悦子部長)の「新鮮朝市」が27日、池間漁港広場で開かれた。同朝市は中断していたが、最近稼働した池間漁協の製氷・冷蔵・冷凍施設の有効活用と島の活性化につなげようと、約1年ぶりに再開した。島の香りを求めて、島外からも多くの客が訪れにぎわった。
池間島の朝市は今後、毎月2回(第2、第4日曜日)に開く。
海産物は、カツオやタコ、イカ、マガキガイ(方言名・ティラジャ)、ブダイの刺身などをそろえた。殻に入ったままのティラジャは「塩味がいい」と好評だった。
農産、加工品はカボチャやキュウリ、ラッキョウ、ダイコン、サタパンビン、モズクの天ぷらなどを満載。新鮮で安いとあって、好調な売れ行きとなった。
カツオやタカセガイなどを買った城辺友利に住む60代の主婦は「新鮮で安い。今夜はカツオを刺身にして、夫と酒を楽しみたい」と笑顔いっぱいだった。
野原会長は「製氷施設の完成を機に、みんなで島を盛り上げようと再開することになった。継続して、島の活性化につなげたい」と抱負を語った。