工作や舞台発表など多彩/放課後子ども教室まつり
宮古出身琉大生も初参加
2010年度の市放課後子ども教室まつり(主催・市教育委員会)が27日、市中央公民館で開催された。内容は工作や舞台発表、遊び、宮古出身琉大生との交流など多彩。会場は教室関係者や父母、子どもたちの参加でにぎわった。
琉大グループは、学生9人と教授ら4人の計13人。同大学が、創設した「知のふるさと納税」(恩返し納税)事業を活用し、初参加となった。
琉大のコーナーには、子どもたちが長蛇の列。イヌやウサギ、キリンなどのバルーンアートを作ってもらい、ご機嫌だった。
大気の実験や特殊な装置でのケーキづくり、アメフト体験も人気を集めた。
狩俣小の教室では、先輩の平良新伝さんが、「ススキのほうきづくり」を手ほどき。
久松小は「春のクラフト」、平良第一小は「キラキラゆびわ」、佐良浜小は「ループタイ」、来間小は「イモのでんぷんのり」、北小は「おもちゃ」-づくりにそれぞれ挑戦した。
ペットボトルを魚に見立てた西辺小の「釣り遊び」も人気。子どもたちは「6匹釣ったよ」などと喜んでいた。
舞台発表は宮原小(三線演奏)、南小(大型紙芝居)、宮島小(クイチャー)の3校が行った。
放課後子ども教室まつりは、各教室が連携を図り、子どもたちを地域で育てるネットワークづくりに寄与する目的で開催している。