社会・全般
2011年3月1日(火)9:00
情報提供で暴力団排除/市と宮古島署
合意書など締結
宮古島市(下地敏彦市長)と宮古島警察署(島袋令署長)は28日、暴力団の排除に関する合意書と協定書を締結した。警察から情報を得て、実効性のある暴力団排除を行うことが目的。同日、調印式が市役所平良庁舎で行われ、下地市長と島袋署長が調印した。
今回締結したのは、市発注公共工事における不当介入の排除手続きに関する合意書、公共施設の使用制限に関する協定書の二つ。
市は暴力団排除に関する条例を制定しているが、今回の締結によって警察と連携を強化。暴力団関係者の入札参加などを防ぐ。
下地市長は「これを機に暴力団排除の気運を高め、警察署との連携をさらに深め、市民が安全で安心な暮らしをして頂けるよう努めたい」と述べた。
島袋署長は「警察が持つ情報を提供して暴力団を排除したい。緊密な連携を行い、暴力団が介入できない地域づくりを目指そう」と話した。