笑顔いっぱい、野菜収穫/池間小児童
12日にあたらす市で販売
池間幼稚園、小学校の園児と児童が10日午後、平良福山の砂川寛裕さんの農場で野菜の収穫を体験した。昨年11月に植え付けたもので、土中から出てくる野菜を手に子どもたちは歓喜。飛び切りの笑顔を見せて収穫の喜びを表現した。収穫した野菜は12日にあたらす市で販売する。
JAおきなわの食育活動の一環。昨年11月にジャガイモ、ニンジン、タマネギを砂川さんの畑に植えた。
収穫祭で下地政昭校長は「自然の中ですくすくと育った野菜を楽しみながら収穫してください。今まで育ててくれた砂川さんへの感謝の気持ちを忘れないように」と話した。
砂川さんが野菜の生育状況を説明し「曇りが多かったので少し野菜が小さい。それでも頑張って大きくなっているので感謝の気持ちを忘れずに収穫してください」と話した。
この後、タマネギから収穫。子どもたちは土中から引き抜いたタマネギを誇らしげに掲げて収穫の喜びを味わっていた。
ジャガイモやニンジンも収穫し、収穫物は準備した軽トラックに次々と積み込んだ。
5年生の佐久本光樹君は「野菜がいっぱい取れた」と満足そうに笑顔を見せた。「初めての収穫体験でたくさん取れたのでとてもうれしい」と話した。