社会・全般
2011年3月13日(日)9:00
防災マップ活用を/宮古島市
災害時の避難場所など掲載
宮古島市では昨年作成し、全世帯に配布した「防災マップ」の活用と内容の熟読を市民に呼び掛けている。同マップは平良、城辺、伊良部(下地島を含む)、下地、上野の旧市町村別5地区ごとに作成。津波や風水害、地震などの自然災害時に避難する場所の一覧が掲載されている。
避難場所は災害の種類、規模などで▽大地震時に周辺地域からの避難者を収容し、ボランティアなどの活動拠点になる公園や緑地、学校のグラウンドなどの「広域避難場所」▽広域避難場所に移動する際、中継地点になる「一時避難場所」▽津波による災害から避難者を安全に収容、保護する「津波災害時避難場所」▽地震などで家屋が倒壊した際、避難者が寝泊まりできる「収容避難場所」-の四つに分類して記している
このほか同マップには「我が家の防災チェック」として、食料、飲料水、貴重品や携帯ラジオ、救急用品などの非常持ち出し品や非常備品を確認するためのチェックリストも掲載されている。