社会・全般
2011年3月15日(火)9:00
馬場団地の倒木撤去/市住宅課
76市営団地の点検実施
市営馬場団地(平良下里)の広場に植えてあったホウオウボクが12日に倒れ、駐車してあった軽自動車を直撃した問題で、同団地を管理する市住宅課の職員が14日午前、倒れた木をチェーンソーで切り、撤去した。両脇に立っていた2本も同様に切り倒し撤去した。
住宅課は14日から職員5人で同団地を含め76の市営団地の巡回を強化し、撤去の必要性がある木の確認を含め、危険な樹木の点検、枝打ちを始めた。
同課の砂川龍夫課長は本紙の取材に対し「確認した職員から12日の午後には報告を受けた。週明けの14日に撤去した」と経緯を説明した。同課職員6人が2時間掛けて伐採、撤去作業を行った。
倒れた木の幹に入っていた切り込みに関して砂川課長は「3年ほど前に当時の職員が入れた可能性があるとの話もあるが、確認は取れていない」と述べた。
同課長によると倒れた木は枯れておらず生木の状態だった。撤去した両脇の樹木は立ち枯れしていたのでこれも伐採した。また住民から苦情があった同団地西側にある樹木も14日に撤去したという。