番号見つけ歓声/県立高校で合格発表
県立高校一般入試の合格発表が15日午前9時から、市内の4高校で一斉に行われた。合格者の受験番号が掲示されると、発表を待ちわびた受験生たちが自分の番号を見つけ歓声を上げたほか、親や友人から祝福を受けるなど発表会場は歓喜の渦となった。「15の試練」を乗り越えた受験生たちは自分の番号を携帯電話で撮影して合格を再確認し、春からの高校生活に胸を膨らませた。
宮高200人が歓喜
宮古高校(川満健校長)では一般入試で普通科150人(推薦では50人)、理数科50人が合格した。
会場には、発表を待ち切れない受験生とその親らが朝早くから訪れ、午前9時に合格番号が掲示されると「あったー」「やったー」と歓声を上げた。
大喜びの受験生に対し、一緒に訪れた家族や友人からは「おめでとう」「よくやった」と祝福の言葉が贈られた。
狩俣理子さん(北中卒)は「推薦で合格が決まっていたが改めて合格を実感してとてもうれしい。高校では部活を頑張りたい」と笑顔で話した。
一緒に訪れた母親の博美さんは「本人は一生懸命受験勉強に取り組んでいたので本当にうれしい。高校生活は楽しみながら自分の目標に向かって頑張ってほしい」と述べた。