ふれあいの里展示即売会
野菜や手芸品など人気
社会福祉法人ムサアザ福祉会(池村幸理事長)が運営する知的障害者更正施設「ふれあいの里」(清水聡施設長)の展示即売会が21日、開催された。施設活動の紹介や市民との交流などを目的とする年に1度の行事。大勢の市民が訪れ、野菜や草花、手芸品などを買い求めた。
屋外班は、丹精込めて育てたキャベツ50㌔、ダイコン100本、タマネギ20㌔を朝一番で用意した。格安とあって飛ぶように売れ、即売開始から約1時間で完売。職員らは、補充に追われた。
草花はサルビアやマリーゴールド、インパチェンス、ベゴニアなどを即売した。
室内では室内班が作った色鮮やかなビーズやマット、かばん、帽子、耳飾り、キーホルダーなどがずらりと並び、人目を引いた。どれもが手作りの逸品。
キーホルダーを買った前里美優さん(西城小4年)は「かわいい物がたくさんある。少し迷ったけど、ブドウの飾りにした。気に入っている」と笑顔だった。
バザーのコーナーではカレーや宮古そば、やきとりなどが販売され、食事客でごった返した。
午後からは、屋外ステージで上区の獅子舞やフラダンス、エイサーなどが披露された。