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社会・全般
2011年4月2日(土)23:30

波平 麻衣子さん(31歳)/WUB宮古会員

国際交流意識をサポート


波平 麻衣子さん(31歳)

波平 麻衣子さん(31歳)

 宮古島市と友好提携を結ぶハワイ州マウイ島との青少年交流事業で、今年は宮古高校から6人の生徒が参加した。3月日の出発にあたり、宮古高校英語教師の波平さんは、プログラムコーディネーターとして引率することになった。「約2週間のホームステイで現地スクール体験などを通し、お互いの文化交流を図る予定。一人でも多くの生徒たちが国際感覚を磨き、世界で通用する人材に育ってほしい」


 米国とアジア・太平洋諸国が共同研究などを通しお互いの関係を深めるため1960年、ハワイで設立された「東西センター」。波平さんは同センターで学んだAPLP(アジア太平洋リーダーシッププログラム)研修生の9期生。また近年では「WUB(世界ウチナーンチュ・ビジネスアソシエーション)沖縄」が、青少年育成分野で沖縄県人子弟の人材育成に取り組んでいる。宮古でも去る1月に「WUB宮古」が設立され波平さんも会員となった。

 旧平良市がマウイ島と姉妹都市になったのは1965年。2005年からは中学生ホームステイを行い、スクール体験交流を行っている。今回はWUB宮古の取り組みで春休みに宮古島の高校生がハワイ州マウイ郡に行き、大学ツアー、マウイ高校短期通学、県人会メンバー宅でホームステイするプログラム。「地域に根ざした交流で、双方に大きな影響を与えている」とその友好を推奨する。

 こうした体験交流のプログラムを作成するのが波平さん。宮古からのプレゼンテーションは文化・産業・エコツーリズムの分野を3班に分かれて紹介、ハワイ大学やマウイ郡議会で発表する。生徒たちはプレゼンに向けて資料集めや写真撮影などに取り組んだ。「生徒たちの学習意欲がとても高まってきた」と喜ぶ。

 英語に関心をもったのは、中学生のころ。アメリカでホームステイしたのがきっかけだった。「どうしてもお金のかかることなので、基金を設け宮古の生徒たちに国際交流のチャンスを多くつくってあげたい」と、そのサポートは仕事を超えて夢とさえなっている。

 〈プロフィル〉波平 麻衣子(なみひら・まいこ)1979(昭和54)年9月28日、平良で生まれる。小学時に父親の転勤で那覇へ。琉球大学教育学部英語教育卒。2006年沖縄県立美里高校に採用、09年から宮古高校勤務。同年、ハワイ東西センターにてアジア太平洋リーダーシッププログラムのためハワイ留学。11年、WUB宮古会員に。


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