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社会・全般
市教育委員会教育部長 田場秀樹さん(55歳)
「子どものため」を命題に
「子どもたちと直接触れ合える学校現場から離れるのはちょっと寂しいね」と話しながらも、市教育委員会の新しい教育部長としては「スピーディーな教育行政を心掛けたい。現場から多くの声を聞いてそれを学校現場にできるだけ早く反映させるような行政を行いたい」と意欲を示した。
目指す教育行政については「学校現場でも、行政の場でも私は常に『子どもたちのため』が命題にある。そのことを忘れずに取り組みたい」と述べた。
最大の課題となっている小中学校の規模適正化については「地域の人たちの意見をしっかり聞いて課題解決に取り組みたい。いろいろな課題はあるが常に『子どたちのため』を念頭に置いて、協議を進めていきたい」と話した。
教育部長としての抱負については「以前、転校生で伊良部小学校で学んだ教え子が成人して私を訪ねてくれたときに『宮古島で学べて本当に良かった』という言葉を受けた。それ以後、子どもたちがそう感じられる学校づくりをしたいと考えている。教育行政の現場でもその気持ちで取り組み、学校現場を後押ししていきたい」。
田場 秀樹(たば・ひでき)1956(昭和31)年3月5日生まれ。55歳。平良字西里出身。九州産業大工学卒。81年の伊良部小を皮切りに教諭生活をスタート。2000年に北小教頭、08年に鏡原中校長などを経て、11年に市教育委員会教育部長。趣味はバドミントン、座右の銘は「格物致知」