社会・全般
2011年4月12日(火)9:00
熱帯魚な どカラフルに/下里公設市場
北小児童が工事現場に壁画
北小学校(冝保定和校長)は10日、下里公設市場建築工事現場の外側で壁画を描いた。児童ら約20人が参加。宮古の美しい海や環境美化への思いを込めてカラフルな熱帯魚などを完成させると「やった」と歓声を上げ、道行く人は「上手ね」と称賛の声を上げていた。
市が発注の公共工事。市商工観光課が同校に壁画を依頼し、施工業者が協力した。
下絵は、同校の5年生の平良竜人君と上地洋一君が感性豊かに描いた。
子どもたちは冝保校長の指導の下、下絵を見ながら12色を使って伸び伸びと描き始めた。
力強く泳ぐクジラやマンボウ、マグロ、カツオ、イカのほかに、はさみを大きく広げるカニ、スミを吐くタコ、直立のタツノオトシゴなどが鮮やかに浮かび上がった。
参加した6年生の根間武志君は「頑張ったので、気持ちの良い絵になった」と感想を話した。