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社会・全般
2011年4月13日(水)23:00
新城 眞光さん(80歳)(池間島出身)
漁師一筋40年余
「池間島のカツオ一本釣り漁船で40年余働いた。大漁の時は大漁旗を掲げて入港する。岸壁では、カツオを買い求める人でにぎわっていた」と振り返る。
「鳥山の下でカツオの大群が水面に浮上し、水しぶきを上げながら回遊した時、漁船の指定の位置に座ると、釣りざおを握る手に力が入った」と強調する。
その上で「釣り上げたカツオが船上に舞い上がった瞬間、釣りざおを巧みに動かして釣り針を外す。すると、カツオは甲板にドスンと落ち、暴れる。しばらくすると、甲板は銀色のカツオで埋まった」と回想する。
35歳の時に弟とカツオ漁船を経営。フィリピンのカツオ漁場でも操業した。「現地の人と酒を酌み交わしながら交流した。お互いに身振り手振りで通じた」と笑顔で話す。
「健康の秘訣は、毎日の散歩。近所の人との会話で心が和み、青い海を眺めて最高の気分になる」と声を弾ませた。
子ども3人。
1931(昭和6)年1月5日生まれ