伊良部大橋が一望に
見学ステーション開館
平良字久貝に建てられた、伊良部大橋見学ステーションのプレオープン式典が14日、同所に久松小学校3年生44人を招待して行われた。一般公開はきょう15日の午前9時30分から。見学ステーションは床面積40平方㍍で屋上からは、建設中の伊良部大橋が一望できる。招待された児童らは屋上から「きれい。すごいね」と歓声を上げた。
屋内には伊良部大橋の構造などを紹介するDVDや事業紹介パネル、橋梁工事の資材などが展示されており、将来は同大橋の模型も加わる予定。
オープン式典で宮古土木事務所の平良和雄事務所長が「皆さんに近くで見てもらいたいのでステーションを作った。工事はしばらく続くが、休みの日などはお父さんやお母さん、家族と一緒に見に来てください」とあいさつした。
児童を代表して下地杏沙さんは「大橋ができると伊良部の人たちの生活が便利になると聞いている。安全に気をつけて工事を頑張ってください」と話した。
仲間海星君は「いろいろ教えてもらって面白かった。家族とも来てみたい」と目を輝かせていた。
見学ステーションの開館時間は午前9時30分から午後4時まで。屋上は午前8時30分から午後5時までで、自由に出入りできる。旧盆と12月29日~1月3日までを除き無休。駐車場はバス1台、普通乗用車3台分が用意されている。
同ステーションは事業費に含まれている「イメージアップ経費」で建設された。現在の敷地は借地。県は今後、地主との交渉を進め、完成後も設置を続けたい考え。