創立30周年を祝う/東川根自治会
会館落成も兼ね盛大に
東川根自治会創立30周年記念式典・祝賀会(主催・同記念事業実行委員会)が16日、同自治会館ぬくもりの里で行われた。下地敏彦市長や川上哲也教育長らが駆け付け、宮古地区の中で大規模な自治会の一つである同自治会のさらなる発展とぬくもりのある地域作りに期待を寄せた。祝賀会も行われ、地域の女性たちや子どもたちによる各種余興で盛り上がった。
同実行委の伊山国昭会長はあいさつで「お年寄り、若い人、長年住んでいる人、新しく住み始めた人たちにとって東川根を優しく住みよい地域にしていきたい」と節目を機に決意を示した。
同自治会は1980年年6月に設立。歴代会長のもとで活発な活動を展開してきた。昨年は市から現在の会館を無償譲渡され改築を行った。今回の式典は同会館の落成式典、祝賀会も兼ねた。
来賓祝辞で下地市長は「東川根は活気のある地域。30周年の節目を機にこれからも地域に根ざした自治会活動を展開し住みよい地域づくりに取り組んでほしい」と呼び掛けた。
式典では、歴代会長や工事関係者ら21人に感謝状を授与した。
引き続き行われた祝賀会は、東学区婦人部の「トーガニアヤグ」で幕開け。ふたば、あさひの両保育園の園児や二重越子ども会などによる余興が行われ、30年の節目を盛大に祝った。
「防犯パトロール隊」を結成して、地域の防犯活動や交通安全運動を実施するなど、活発な活動を展開。2005年には県知事から「ちゅらうちなー安全なまちづくり推進会議功労表彰」を受けたほか、昨年は防犯功労団体として県警本部長表彰を受けている。