04/18
2025
Fri
旧暦:3月21日 大安 丁 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2011年4月22日(金)23:45

歴史の節目(行雲流水)

 人はそれぞれに人生の節目がある。歴史の節目ともいう。沖縄でいえば、「薩摩侵攻」「琉球処分」「対日講和条約の発効」「祖国復帰」等々が大きな節目といえよう


▼1995年は節目となる出来事のあった一年だ。1月・死者5000人余を出した阪神淡路大地震(M7)。3月・オウム真理教の地下鉄サリン事件(死者12人)。4月・東京・大阪で青島幸男、横山ノックのタレントが知事に初当選

▼8月・「戦後50年慰霊の旅」で天皇皇后両陛下が来県。村山富市首相が談話で初めて侵略戦争の反省と謝罪表明。10月・8万5000人余が結集した「米軍人による少女暴行事件を糾弾し、日米地位協定の見直しを要求する県民総決起大会」

▼「今年の漢字」がスタートしたのも95年、応募作は「震」が多かった。沖縄の県民大会もまさに「震」だ。時の流れがあまりにも早く16年前の出来事も遠い歴史的事項のように映る

▼節目でいえば進行中の2011年も同じだ。M9・0の東北地方太平洋沖地震は、M9・5のチリ地震、M9・2のアラスカ地震、M9・1のスマトラ沖地震に続く4番目の大地震。加えて福島原発の事故は深刻さを増している。特に福島県民にとっては予期せぬ二重の災害だ

▼政府は避難指示の20㌔圏内を警戒区域に設定、立入禁止にした。9地域の2万7000世帯に及ぶ。いつ帰宅できるのか不明の「難民」生活を強いられたのも同然だ。東日本大震災は千年に一度というが、国民に原発を考えさせる大きな節目になった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!