「大切な人思い鑑賞を」/映画「一粒の種」上映
砂川さんが舞台あいさつ
映画「一粒の種~真太陽の島の大合唱~」を上映しているシネマパニック宮古島で23日、砂川恵理歌さんによる舞台あいさつが行われた。砂川さんは来場者に「皆さんの大切な人を思いながら、映画を楽しんでもらえるとうれしい」と呼び掛けた。上映終了後には全員で記念写真を撮影した。
砂川さんと宮古島の一般市民336人が今年2月、マティダ市民劇場でレコーディングのため「一粒の種」を合唱する様子を収録したドキュメント映画。パートごとでの練習やレコーディング風景のほか、参加者のこの歌への思いなどが紹介されている。監督は青木亮氏。
舞台あいさつには多数の市民が来場し、砂川さんとともに映画を鑑賞した。
上映終了後、砂川さんは「この映画は宮古島の人たちが作ってくれた映画。人の力と声の力をいっぱい感じた。宮古島に生まれて本当に良かった」とした上で「これからもこの歌を大事にしながら、一人でも多くの人に歌を届けていきたい」と語った。
最後は来場者全員と砂川さんで、記念写真を撮影した。
同映画はシネマパニック宮古島で上映中。2011沖縄国際映画祭出品作品も同時上映している。問い合わせは同劇場(電話75・3215)まで。