01/16
2025
Thu
旧暦:12月16日 先負 甲 
社会・全般
2011年5月5日(木)9:00

宮古の子ども人口9132人/46年前の3分の1

少子化、出産人口減が要因


 宮古地区の2011年3月末現在の子ども(15歳未満)の人口は9132人で、前年同期と比べ66人(0・7%)減った。46年前(1965年)の3万212人と比べると、3分の1に減少。今後も減り続け、24年後の35年には5538人になると推測している。宮古福祉保健所(仲宗根正所長)が発表した。きょう5日は「こどもの日」


きょう「こどもの日」

子ども人口は減少の一途

子ども人口は減少の一途

 子ども人口の減少の要因には①合計特殊出生率(女性が一生の間に生む子どもの数)の低下②出産可能年齢人口の減少③晩婚、未婚女性の増加-などを挙げた。

 09年度の合計特殊出生率は全国が1・37、県平均が1・79。同出生率が2・1程度ないと、人口は維持できないという。
 宮古でも兄弟姉妹の数が2人程度と、少子化が顕著になった。

 1965年の子どもの人口を100とした場合の11年の人口を旧市町村別にみると、城辺が12・0、伊良部13・3、下地20・6、多良間21・7、上野25・5、平良が49・0。いずれの地区も、減少幅が大きい。

 1965年に3万人だった子どもの人口は、90年には半減。05年には1万人を割り、その後も徐々にではあるが、減少を続けている。

 将来の人口は05年に7000人台、15年6000人台、25年には5000人台になると予測している。

 行政は子どもを育てやすい環境を作り人口を増やすために、保育施設の増設や、延長保育、一時保育等の機能充実、産休増加促進などに力を入れているが、少子化に歯止めは掛かっていない。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!