社会・全般
2011年5月9日(月)9:00
イジュの花ひっそり咲く/大野山林
ベッコウチョウトンボも舞う
沖縄の梅雨入りを告げるイジュ(ツバキ科)の花がひっそりと咲き、オキナワチョウトンボが舞い始めている。平良の大野山林で6日、確認された。
花の直径は約4㌢で、白い花弁はスプーン状。内側の鮮やかな黄色い雄しべが目立つ。これから多数の花が咲き誇り、見ごろを迎える。
琉球列島の固有亜種で奄美諸島が分布の北限。常緑高木で高さ20㍍ほどに
成長する。
一方、オキナワチョウトンボは、羽がべっ甲の模様に似ていることから、別名ベッコウチョウトンボと呼ぶ。
優雅にひらひらと舞う。体長6㌢ほど。これから個体数が増え、集団で乱舞する。