「くじけず笑顔で」/平良中生徒会
被災地へ応援メッセージ
平良中学校は生徒会(大野向生会長)の呼び掛けで、東日本大震災被災者を激励するための応援メッセージを作成した。メッセージは、県の被災地支援チームの一員として宮古島から被災地に派遣される臨床心理士の川浦弥生さんに託され、岩手県の学校に届けられる。
この応援メッセージは、同校でスクールカウンセラーを担当している川浦さんの要請を受け作成に取りかかった。生徒会が全校生徒にメッセージを募集し、各クラスから選ばれた二つをクラス代表が手書きで記した。
約1㍍四方の幕には「遠い宮古から1日でも早い復興を願います」や「1人じゃないよ、みんながいる。どんな時もくじけず笑顔でいてください」、「どんな困難でも必ず乗り越えられます。がんばろう日本」など、生徒たちの思いがつづられている。
大野会長は「被災地が早く復興して、笑顔で学校生活が送れるようになることを願っている。このメッセージが被災者を少しでも元気付けることができるとうれしい」との思いを語った。
応援メッセージは、15日に被災地へ向け出発する川浦さんが、岩手県大船渡市の学校へ届ける予定。川浦さんの呼び掛けで北中学校でも同様のメッセージを作成している。