社会・全般
2011年5月17日(火)9:00
新宮古病院、19日に起工式
13年5月の開院目指す
新宮古病院の起工式が19日、建設現場(旧宮古農林高校グラウンド跡地)で行われる。建物本体工事の完了は、12年11月30日を予定。外構工事などを経て、開院は2年後の13年5月を目指す。
現在の病院は老朽化し、駐車スペースも狭く新築移転が求められていた。設備や療養環境も充実して新しく生まれ変わる。
建物はコンクリート造の6階建。敷地面積が2万2914平方㍍、延べ床面積2万409平方㍍。建設総事業費は約68億円を見込んでいる。
診療科は20科目で、合計病床数は277床を予定。駐車スペースは、現在の240台から100台以上増やし350台分を確保する。
個室は新たに55室を設置。NICU(新生児特定集中治療室)は、現在の8床を10床に増やす。
大部屋は現在の1室6床を4床に減らし、一人当たりのスペースを広くする。
新病院は低層部が外来・中央診療ブロック、高層部が病棟と、二つの部分から構成される。
1階には外来診察室や放射線検査室、救急などのほか、市夜間診療所も設置される。