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産業・経済 社会・全般
2011年5月20日(金)9:00

大木区が総合優勝/多良間村産業共進会

10年連続の快挙/農業、納税で競う


総合優勝を果たし下地村長(左)から優勝旗を手渡された大木区の役員ら=19日、多良間村中央公民館

総合優勝を果たし下地村長(左)から優勝旗を手渡された大木区の役員ら=19日、多良間村中央公民館

 多良間村(下地昌明村長)の2010年度産業共進会並びに納税奨励式が19日、同村中央公民館で行われた。農事総合は大木区、納税総合は嶺間区がそれぞれ優勝。農事と納税を合わせた総合部門では、大木区が10年連続で優勝した。西筋学区長は「全ては、区民の皆さんのおかげ」と喜んだ。


 下地村長はサトウキビについて「総生産量2万3892㌧の豊作型となっている」としながらも品質の低下を懸念。「地力の増進は最も重要な課題であり、継続した取り組みが必要。堆肥製造施設の増設および関連機械の導入を進め、良質の堆肥を製造して生産農家の要望に応えていきたい」と述べた。

 畜産や葉タバコ、カボチャの一層の生産振興に取り組む決意も示したほか、納税に対する村民の理解を求めた。

 この後、サトウキビの生産量や反収、品質で優秀な成績を収めた農家を表彰。葉タバコやカボチャ、畜産部門の上位入賞者にも賞状贈り、日ごろの生産活動をたたえた。


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