社会・全般
2011年5月25日(水)9:00
平良港の現状など確認/指定保税地域運営協
次期会長に高橋石垣税関支署長
2011年度平良港指定保税地域運営協議会が24日、平良港ターミナルビル会議室で行われた。会では平良港の現状や全国税関における社会悪物品の摘発状況などが報告された。また、次期会長には石垣税関の高橋博美支署長が選出された。
平良港の現状については、市の担当者が説明。耐震バースが未整備で大規模震災への対応が出来ていないこと、近年大型化する貨物船の安定輸送にも対応しておらず、早期の整備が必要な状況が報告された。
そのほか、会則の改定も行われ会長の任期をこれまでの「1年とする」から「次期協議会まで」とする案などが承認された。
保税地域とは、輸出入手続きを適正かつ効率的に行うとともに貨物を輸入手続き未済(関税未納)のまま蔵置または加工、製造、展示等をすることが出来る特定の場所。
平良港では、第2と第3ふ頭の間(7036平方㍍)が指定保税地域となっている。
県内では平良港を含む6カ所が保税地域となっている。