社会・全般
2011年5月26日(木)9:00
「おふくろ慕情」で全国デビュー/うえち雄大さん
歌手一筋25年で夢実現
宮古島市上野出身の歌手、上地雄大さん(59)が6月1日に「うえち雄大」で全国デビューすることが決まった。デビュー曲は「おふくろ慕情/哀愁の宮古島」。発売元ははアスタエンタテイメント、販売はユニバーサルミュージック。
上地さんは「いつかは中央に打って出たいと頑張って歌一本でやってきた。母の一周忌に全国デビューが報告できる。少なくとも10万枚は達成したいので、古里の皆さん、応援よろしくお願いします」と話した。
「おふくろ慕情」は宮古島の情景に、昨年6月に他界した母・ヨシさんへの思いを重ね、23年前に自ら作詞した。都はるみの「アンコ椿は恋の花」、大川栄策の「さざんかの宿」など数多くの演歌の作曲家として有名な市川昭介さん(故人)が曲をつけた。
メジャーデビューは、これまで上地さんのCDを手がけてきたアートディレクターの松尾博さんが発売元の会社に入社したのがきっかけ。
上地さんは18歳で歌手を目指して上京し、市川さんに弟子入りした。歌手として25年目で念願の全国デビューを果たした。