教育・文化 社会・全般
2011年5月29日(日)17:42
介護、リハビリなど学ぶ
南静園で看護体験
宮古南静園のふれあい看護体験が27日、同園で行われ、宮古高校の生徒10人が看護や介護、リハビリの仕事を体験したほか、ハンセン病の歴史についても認識を深めた。
同体験は今月12日の「看護の日」の一環で行われた。将来、看護師や介護士、理学療法士などを希望する生徒らが参加し、実際の業務を見学、体験した。
参加した西平夏織さんは「将来は看護師を目指しているのでいろいろ勉強になった。体験して多くの人のためになるやりがいのある仕事だと感じた。看護師を目指して頑張りたい」と笑顔で話した。
同園の長嶺早苗外来副師長は「高齢化社会が進み若い人たちが多くのお年寄りのお世話をする時代。ぜひ、看護の仕事の魅力を体験してやりがいを感じてほしい。また、この機会にハンセン病の歴史を学んでほしい」と呼び掛けた。
生徒たちは入所者たちの食事介助を行うなど、患者たちとの触れ合いを通して看護の仕事を学んだ。