有効求人倍率0・41倍/宮古公共職業安定所
4月雇用の動き 依然厳しい情勢
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、城間邦正所長)は31日、管内の4月の雇用の動きを発表した。それによると、1人の求職に対する求人数を示す有効求人倍率は0・41倍で、前年同月比では0・03ポイント低下、前月比でも0・05ポイント低下となり、3カ月ぶりの低下となった。依然として厳しい雇用情勢が続いている。
新規求人数は232人で前年同月比5・0%(11人)増と2カ月ぶりに増加し、前月比では19・2%(55人)減少した。
産業別の新規求人数で最も多かったのは宿泊業・飲食サービスの46人(前年同月比15人、48・4%増)。次いで卸・小売業33人(同5人増、17・9%増)、情報通信業24人(同12人増、100・0%増)などが続いた。
就職件数は168件で、前年同月比12・0%(18件)増え、前月比でも47・4%(54件)増加した。
県内就職件数は157件で、前年同月比4・7%(7件)増、前月比45・4%(49件)増えた。一方、県外就職件数は11件で、前年同月比11件増となり、前月比でも83・3%(5件)増加した。
月間有効求職者数は1517人で、前年同月比17・9%(230人)増加、前月比でも7・7%(109人)増えた。
月間有効求人数は628人で、前年同月比11・9%(67人)増となり、前月比では3・7%(24人)減った。