産業・経済 社会・全般
2011年6月3日(金)9:00
経営指員研修会が開講/県商工会連合会など主催
支援策などの知識深める
県内の商工会34カ所と商工会議所4カ所などの経営指導員らが一堂に会した研修会(主催・県商工会連合会、県商工会議所連合会)が2日、市伊良部公民館で2日間の日程で開講した。受講者約80人が、地域資源活用事業や農商工連携支援策などについて知識を深めた。今後参加者らは、それぞれの地域で新たな事業創出に向け、商工業・農林漁業者と連携しながら事業の支援策を説明していく。
初日は、沖縄総合事務局中小企業課長補佐の大田定さんが「中小企業諸施策について」、県商工労働部経営金融課長の金良実さんが「沖縄県商工労働部施策について」、沖縄振興開発金融公庫契約班調査役の大嶺豪さんと前村有子さんが「制度概要及びマル経資金の実務等」と題してそれぞれ講義した。
引き続き、前宮古島市伊良部支所長の長浜光雄さんが「伊良部島の昔と今~そして未来へ~」と題して講話した。長浜さんは「下地島空港、空港周辺の残地活用、自然との共生、人材の育成・確保などで伊良部の未来の展望が開ける」と述べた。