飲酒運転検挙30件/5月末現在
前年同期比46・4%減
宮古島署管内の5月末現在に飲酒運転検挙数は30件となり、前年同期よりも26件(46・4%)減少していることが同署のまとめでわかった。同署管内における飲酒運転検挙数は近年減少傾向にあり2008年、09年と2桁台で推移していたが昨年は再び3桁台に逆戻りしていた。
今年の内訳は、酒気帯びが28件(前年同期50件)、酒酔いが2件(同6件)となっている。
発生の地区別では、平良地区での発生が全体の83%を占めている。道路別では市道で57%、県道で36%が検挙されている。
曜日別では、日曜日と月曜の検挙者が40%。時間別では午前零時から同2時(約30%)の間に集中している。
男女別では、ほとんどが男性で割合は93・3%。年齢別では30代から40代が半数以上の53・3%となっている。
物損事故は325件/交通事故5月末
宮古島警察署はこのほど同署管内における5月末現在の交通事故発生状況を発表した。
それによると、人身事故は53件で前年同期よりも3件減少したが、物損事故は325件で前年同期よりも16件増加している。昨年同期は1人だった死者数も2人となっている。
人身事故による重傷者は16件(前年同期11人)、軽傷者は51人(同55人)となった。
交通事故の発生状況は、午前10時から正午までと午後4時から同6時までの発生が多く発生場所は、平良地区で全体の70%を占めている。
事故原因は安全不確認が37%、前方不注意が30%などとなっている。事故の類型では、追突と出会い頭がそれぞれ25%。出会い頭は前年同期が35%だったが今年は減少している。
宮古島署管内の交通事故は、交差点での発生が多く同署ではドライバーに注意喚起と安全運転を呼び掛けている。