救助活動に支障/警察・消防合同
駐車違反車両排除でパトロール
宮古島警察署と市消防署による駐車違反車両排除合同パトロールが7日、行われた。警察と消防の車両計4台が西里大通りなど市中心街を巡回しながら違反車両に移動を促すとともに住民や通行者らに駐車違反をしないよう呼び掛けた。
今回が初の試みとなる警察・消防合同での駐車違反排除パトロール。開始前に宮古島警察署駐車場で出発式が行われた。島袋令署長はあいさつの中で、駐車車両が救助活動に大きな支障を来たしたり、車両の影から飛び出した歩行者が事故に巻き込まれる恐れがあるなど駐車違反の問題点を強調。その上で「今回のパトロールで地域の人々に駐車違反の問題について啓もうしてほしい」と呼び掛けた。宮古島地区交通安全協会の新里孝行副会長は「パトロールを契機に駐車違反がなくなることを願っています」とする宮里敏男会長のあいさつを代読した。
出発した車両は走行中、駐車違反車両排除のパトロール中であることをPR。また、西里大通りでは、通りが駐車違反区域であることをアナウンスするとともに、駐車車両には速やかに移動するよう求めた。