7団体が美しい歌声披露/第15回合唱祭
世田谷合唱団も友情出演
第15回「合唱祭」(宮古合唱連盟主催、宮古島市教育委員会共催)が12日、マティダ市民劇場で開かれた。7団体が出演し、ポップス、クラシックなど幅広いジャンルの楽曲を美しい歌声で披露し、会場を魅了した。
主催者あいさつで同連盟の洲鎌律子会長は「15回目の節目の合唱祭。今回は3月に発生した東日本大震災のチャリティーコンサートとしての開催で収益の一部は寄付される。世田谷区民合唱団の皆さんも参加してくれているので音楽を愛する私たちの気持ちを被災地に届けたい」と述べた。
オープニングは、みやこ少年少女合唱団が「はじめの一歩」と「歌え夢の船」を歌い合唱祭を盛り上げた。
友情出演の世田谷区民合唱団は「七つの子」などを歌い上げ、会場から大きな拍手を受けた。
そのほか、女声コーラス「ホップ」、ひらら女声コーラス「きらきら」、宮古フロイデ合唱団、ブーゲンビリアコーラス、城辺女声コーラス「すなかぎ」も息の合った歌声を会場に響かせた。
最後は、出演者全員で合唱組曲「海のまほろば」を会場と一緒に合唱し、フィナーレを飾った。
同合唱祭は、コーラス団体が一堂に会し、相互の交流を図りながら宮古島の音楽文化の発展に寄与することを目的に毎年開催している。