週末行事を直撃/台風5号
延期や中止余儀なく
台風5号の接近できょう25日に予定されていた「ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル2011」が中止になるなど、週末の各行事に影響が出た。平良と佐良浜などを結ぶ離島便は一部を除き始発から全便欠航。宮古空港を発着する空の便にも欠航が相次いだ。来間、池間の両大橋は午後8時にそれぞれ閉鎖されるなど、市民生活に支障が出た。マンゴーやサトウキビ農家では、5月の台風2号の被害に追い打ちを掛けるかのような台風襲来に危機感を募らせている。
ロックフェスは今回で7回目となるが中止は初めて。本番の前後に予定されていた前・後夜祭も取り止めとなった。チケットの払い戻し方法については、同イベントのホームページで28日に発表される。
昨年のロックフェスには県内外から約4300人の観客が訪れた。経済効果は3億円余と試算され、宮古の観光産業に大きく寄与していただけに関係者はがっかりしている。
25日に開催予定だった中学校総合体育大会の陸上競技は26日に延期。同日予定されていた第110回夏季学童軟式野球大会の低学年準決勝、決勝も順延となった。日程は調整中。第32回宮古ミニバスケット夏季6年生大会は7月2、3の両日に開催する。
また、25日に予定されていた保育士研修会(主催・県保育士会宮古支部)は中止。第7回婦人の大演芸会(主催・宮古島市地区婦人連合会)は7月10日に延期された。
下地のサニツ浜公園内角力会場で26日開催予定だった宮古ガス杯第2回全宮古角力大会も延期が決まった。今後の日程は未定。
25、26の両日開催予定の表現力ワークショップ(主催・マティダ市民劇場)は初日の25日が延期。バドミントン講習会(10日、宮古総合実業高体育館)、宮古島環境クラブ主催のサガリバナ夜の観察会(25日、平良添道地区)はそれぞれ中止に。26日の宮古島倫理法人会の全国一斉清掃デーは延期となった。