11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済 社会・全般
2011年6月28日(火)9:00

「よね丸」が最終航海/南西海運

27年間無事故、無災害


関係者らが見守る中、よね丸は那覇新港へ出航した=27日、平良港

関係者らが見守る中、よね丸は那覇新港へ出航した=27日、平良港

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構と南西海運(本社・那覇市、下地米蔵社長)が所有する貨物船「よね丸」(499㌧、手登根徹船長、乗組員6人)が27日午後5時、最終航海で那覇向け平良港を出港した。きょう28日午前8時ごろ、母港の那覇新港(通称安謝港)に入港し、21年の無事故・無災害の業績を残して退役する。新造船「よね丸」(749㌧)は7月22日に平良港に入港予定。新よね丸は現役よね丸より積載貨物重量が600㌧多く積載することから、宮古の農水産物などの輸送増量が期待されている。


 現役よね丸は1990年9月、那覇-宮古-石垣航路で運航開始。先島の生活物資や建築資材などの輸送に威力を発揮した。20フィートコンテナを96個積載。2008航海を記録し、地球の一周4万㌔を44周したとしている。進水から今年で21年を迎え、老朽化が進んでいることから代替船の建造が進められていた。

 新造船「よね丸」は今年5月13日、大分県三浦造船所で進水式を終え、現在はエンジンの調整やお色直し中。船体色は現役「よね丸」がグリーン色に対し、新造船はオレンジ色。20フィートコンテナの積載個数は現役「よね丸」より32個多い128個。

 平良港のセレモニーでは、同海運の下地米一会長らが参加。同海運宮古代理店で平良港運の女子職員が、手登根船長に花束を贈呈した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!