宮古の素晴らしさ再認識/沖縄、ふるさと百選
県合同庁舎でパネル展 認定12団体を紹介
「沖縄、ふるさと百選」パネル展が27日から県宮古合同庁舎1階ホールで開幕。JAおきなわ宮古地区とうがん専門部会上野支部や多良間村山羊生産組合など、これまでに宮古地域から認定された12団体すべてをパネルで紹介している。同日午後2時からはオープニングセレモニーが行われた。会期は7月1日まで。
地域が誇れる、魅力ある農山漁村を形づくる「ふるさとづくり」に取り組む団体を、▽集落▽生産▽交流-の3部門で認定する「沖縄、ふるさと百選」。宮古地区からは生産部門に6、集落部門に4、交流部門に2団体が認定されている。
パネル展は、同事業の周知を図ることが目的。オープニングセレモニーでは県宮古農林水産振興センターの仲宗根盛和所長が「このパネル展で、宮古地区の素晴らしさが再認識され、今年度も多くの地域が認定されることを期待している」とあいさつした。
パネルでは、認定12団体の取り組み内容を写真と文章で詳しく紹介している。
同パネル展は7月4日から8日には市役所平良庁舎1階ロビーでも開催される。
「沖縄、ふるさと百選」 地域住民の知恵と努力により、生産と生活が一体となった豊かな景観を育んできた農山漁村の持つ魅力を県民に広く紹介し、理解を進めることで、農山漁村の活性化に役立てることを目的に、県が2002年に創設。これまでに県全体で団体が認定を受けている。