伝統芸能やダンスなど多彩/婦人の演芸会
アンコール起こり盛況
第7回婦人の大演芸会(主催・宮古島市(地区)婦人連合会)が10日、マティダ市民劇場で開催された。各地の婦人会と賛助団体が出演して日ごろの活動の成果を披露した。この日は昼と夜の2回公演だったが、両公演とも会場は満席に。訪れた多くの市民が、出演した女性たちに歓声と拍手を送り続けた。
昼の部の公演は午後2時に開演した。観客席は開演前から埋め尽くされ、芸能人気の高さをうかがわせた。出演した女性たちは地域で受け継がれてきた伝統芸能を発表、軽やかなダンスや楽器演奏なども次々と披露した。観客は出演者の活動をたたえながら演目ごとに大きな歓声と拍手を送り、時折「アンコール」を求めるなど大盛況だった。夜の部も観客席はほぼ満席となる盛況ぶりだった。
演芸会は今年で50数回目の開催。宮古島市誕生後は7回目となる。あいさつで婦人連合会の島尻清子会長は「私たち婦人会は、絆を作るために日夜活動している。きょうは感動を一つにして、(出演者に)激励の拍手を送り続けてほしい」と述べた。
下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)は「(出演者の皆さんは)演芸活動を通じて自らの能力開発と、宮古の伝統芸能の向上に大きく貢献している。練習の成果を存分に発揮してほしい」と来賓祝辞を述べた。