平良、北が金賞に輝く/県吹奏楽コン中学Aパート
両校とも連続受賞
第51回県吹奏楽コンクール・第56回九州吹奏楽コンクール県予選(主催・県吹奏楽連盟など)で金賞を受賞した平良中と北中の両吹奏楽部のメンバーが25日帰島し、学校関係者から祝福を受けた。九州大会への出場は惜しくも逃したが、平良は5年連続、北は4年連続の金賞。宮古地区のレベルの高さを示すとともに、後輩たちが着実に伝統を引き継いでいることをうかがわせた。
同コンクールは21~26日まで宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で行われる。
中学校Aパートの部には県内から65校が参加。平良、北はコンクール3日目の23日に登場し、日ごろの練習の成果を発揮した。
宮古空港には、教師や保護者、友人らが「金賞おめでとう」と書かれた横断幕で出迎えた。
報告会で平良中吹奏楽部長の嘉数結実さん(3年)は「金賞と呼ばれた時はうれしかった。先生や家族の人たちに感謝を込めながら、悔いのない演奏をしようと思った。これからも部員全員の気持ちを一つにして練習に励んでいきたい」と話した。
別の便で到着した北中吹奏楽部も保護者たちが大勢見守る中、空港で金賞受賞の報告を行った。部長の下地百瑛さん(3年)は「中学校生活最後に金賞が受賞できてとてもうれしい。良い思い出になった。これからも後輩たちに指導していきたい」と語った。