酒気帯び運転検挙急増/宮古島署管内
6、7月 昨年同期を上回る
宮古島警察署管内の酒気帯び運転検挙が急増している。5月までは昨年を下回る数値だったが6、7月で急増し、7月26日現在で検挙数は75件。昨年同期の65件を10件上回っている。6月と7月26日までの検挙数は44件で、そのうち23件は朝の取り締まり時における検挙。同署では「6、7月は朝の取り締まりでの検挙が多い。酒が体内に残ったまま運転しても酒気帯び運転になる。酒が残っていると思ったら絶対に運転しないでほしい」と呼び掛けた。
同署管内の昨年の酒気帯び運転検挙数は112件。2009年の60件から大幅に増加していた。
今年は5月まで前年を下回るペースで推移していたが、6、7月で急増し、一気に前年同期比を上回った。
6月の件数は17件で、前年同月の5件を12件上回った。7月は26日現在で27件となり、前年同月の3件から9倍となった。
6、7月の検挙のうち、6月の10件、7月の13件が朝の検挙となっており、両月とも半数以上が朝の取り締まりによるものとなっている。
朝の検挙は、いわゆる二日酔い運転によるもので昨年は1年間で14件だったが、今年は7月だけで13件となっている。
同署では「これからも朝の取り締まりは強化していく。今後、夏の各種イベントなども予定され、飲酒の機会も増えると思うが酒を飲む場合は節度ある飲酒を心掛けてほしい」と述べた。