社会・全般
2011年8月2日(火)9:00
西里通りの雨水路を洗浄/県宮古土木事務所
「ユスリカ」大量発生受け
西里通りでユスリカが大量発生していることを受け、道路を管理する県宮古土木事務所は、発生源とみられる雨水路の洗浄清掃を1日から開始した。発生場所は一部区間だが、通り会の要請を受け全区間(410㍍の両側)を清掃する。
清掃作業は建設業の「丸秀」が請け負った。請負額は120万円。作業の期間は、12日までとなっている。
清掃には、下水洗浄車を駆使している。ホースの先端から噴出する高圧の水で、堆積物を格子状溝蓋(グレーチング)の所に集め、バキュームカーに吸い取らせている。
西里通りは、観光客でにぎわっている通り。毎年、夏になると雨水路から発生する悪臭が指摘されていることから、蚊と併せ悪臭対策も行うことになった。
ユスリカは、蚊の仲間ではあるが血を吸わない。幼虫はアカボウフラと呼ばれ、水がよどんでいる場所に発生するという。