旅客船に「がんばろう!日本」/宮古フェリー
「うぷゆう」と「ゆうむつ」 被災地の早期復興願い
宮古フェリー(新垣盛雄社長)では、保有する高速船旅客船「うぷゆう」とフェリー「ゆうむつ」に大きく「がんばろう!日本」のメッセージをペイント。被災地の早期復興を願いながら平良-佐良浜間で運航している。
「うぷゆう」は先月末に沖縄本島でドック入りした際に、このメッセージを船体両側面にペイント。メッセージ入りの船舶は9日から就航している。
「ゆうむつ」は、6月のドック入りの際に船体前部にメッセージをペイントした。
新垣社長は「被災した人たちが早く元気になってほしいと思ってこのメッセージを船体に入れようと決めた。宮古には多くの観光客が訪れ伊良部に渡る観光客もこの文字を見ると思う。遠く離れた宮古でも被災地の復興を願う気持ちを持っているということを多くの人に知ってもらいたい」と話した。
「うぷゆう」に乗り込む乗客たちは、すぐに目に入る「がんばろう!日本」のペイントに驚いた様子で見入っていた。
船体に記されたメッセージを見た乗客からは「船には毎日たくさんの人が乗るので常にこの文字を毎回見ることで、被災地を応援する気持ちがさらに強くなると思う」との感想が聞かれた。