産業・経済 社会・全般
2011年8月18日(木)9:00
県産黒糖、積極アピール/消費拡大キャンペーン
観光客にレシピなど配布
県宮古農林水産振興センターと宮古製糖は17日、宮古空港内で県産黒糖の消費拡大キャンペーンを実施した。東京・羽田空港から直行便で来島した観光客に黒糖や黒糖を使った料理のレシピを配布し、県産黒糖の美味を積極的にPRした。
「黒糖の日」の5月10日から9月6日(黒の日)までを消費拡大キャンペーン期間に設定。主要関係団体が県内各地でそれぞれの取り組みを展開している。
宮古空港でのキャンペーンには県と宮古製糖の職員約20人が参加した。県産黒糖をPRするのぼりを立てて約150人の観光客を出迎え。観光客一人一人に声を掛けながら、多良間島産黒糖を振る舞った。県内各地で生産されている黒糖も展示して「本場の黒糖」をPRした。
観光客は思わぬ黒糖サービスを満喫。神奈川県の門山淳子さん(39)は「とても甘くておいしい。体にも良さそう」と試食した感想を話していた。
宮古農林水産振興センターによると、県内七つの島で生産される年間の産糖量は約8300㌧。このうち多良間島では約3000㌧が生産されている。